HOME | 大垣市音楽協会について

ごあいさつ

大垣市音楽協会会長
槌谷 恒樹

地域の中でよりよい音楽文化が培われるよう活動をつづけて行きたい

 音楽は、美術や工芸と違って、演奏発表の時間が限定されています。その日その時に、短い時間帯に会場へ聴きに来て頂かなければなりません。また会場についても音楽の表現が出来る場所で設備的な条件も必要です。練習の会場の確保も同様です。 音楽にかかわる人は、演奏発表する人、会場で聴く人、そして側面から支える人がいます。音楽協会は多くの人が、よりよく音楽が楽しめるように、環境を整えること、新しい人材を発掘すること、そしてつぎの世代に伝統を受け継ぐことなど、それぞれの団体や個人として活動しながら協会として市行政などとも連携して活動をしています。  市行政もまちづくりの観点から音楽文化の向上を図るためにいろいろな企画をして市民に参加をよびかけています。芸術祭や音楽祭など、大垣市が主催して長年に渡って市民参加型のコンサートを中心とした音楽行事が行われています。 国内外のトップアーチストによるコンサートは、世界的な水準の西洋音楽として、普段はなかなか聴くことが出来ない演奏会となっています。 また地元ゆかりの演奏者や音楽人による企画、そして地域の活動団体や個人の方とプロの音楽家の共同演奏などさまざまな音楽会が行われています。音楽協会はこのような芸術祭や音楽祭などのコンサートの企画にもかかわっています。  大垣市音楽協会は50年以上の歴史のなかで戦後まだクラシック音楽の土壌がほとんどないところからレコード鑑賞会よりスタートしました。いわば地方の音楽不毛の時代から、先輩たちは常に市民音楽の視点で連携を呼びかけ、音楽協会の活動を続けて来ました。  今後も地域の中でよりよい音楽文化が培われるよう活動をつづけて行きたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

 

大垣市音楽協会の歩み

 音楽協会設立以降、市民に少しでも多くの音楽に接し、潤いのある町をという趣旨のもと、事業を行ってきました。(音楽によるまちづくり)
 
 ここで音楽協会としての事業を振り返ってみると、
 

1.オーケストラを聞く市民の夕べ(大垣市との連携 28年間)

地方ではなかなか接することのできないオーケストラの迫力を市民に低料金で提供する。
 チケットの売り捌き。準備、当日の運営。

2.大垣市芸術祭 洋楽の部 (2008年=第54回目)

大垣市芸術祭
   ・市民音楽祭 ・新人招待演奏会 ・ジュニアの部

3.サロンコンサート(自主企画 11年間 21回開催)

 第16回まで開催。クラシック音楽をもっと身近に。気軽に。

サロンコンサート、酒蔵コンサート、レクチャーコンサート。

音楽堂の完成とともに、音楽堂でのソフトの充実を図ることに重点をシフト。 

4.西濃音楽協議会の設立

 西濃は1つのもとに、スインク88西美濃コンサートラリーを企画開催。西濃音楽協議会へと発展。 

5.「大垣の春音楽祭」の運営 (13年間)

 特別招待(プロ)演奏会1つと、地元団体の演奏会(10-15団体)
第13回(H16)より、合同演奏(セレクトメンバーによる大垣の春合唱団と大垣市室内管弦楽団)の企画を開始。 

6.「大垣音楽祭 5月」運営委員として音協から常任4名。第10回(H16)をもって大垣の春に合体。 
7.大垣市文化連盟との連携。
8.大垣市室内管弦楽団の創設(平成6年)。
9.その他の自主企画事業